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萩原和幸の「寝ても覚めてもカメラ」

「コニカヘキサーRFの話」

konikahexerrf001
カメラ:コニカヘキサーRF
レンズ:フォクトレンダー ノクトンクラシック40mmF1.4

僕は好みのライカM型28mmレンズになかなか出会えず、
あれこれ買っては売りを繰り返した結果、
コニカのMヘキサノン28mmF2.8に落ち着いた。

このレンズをライカM6+外付け28mmファインダーで
撮影していたのだが、
段々と、本体ファインダーでピント合わせ→
外付けファインダーでフレーミングの動作が煩わしくなった。
そう、ひとつのファインダーでいっぺんにやっちゃいたい。
M6TTL(0.58)が頭をよぎる…でも手が出るわけがない。
趣味カメラにしては高価すぎだ。

そこで浮かんだのが同じコニカのヘキサーRF。
人気があったカメラなので数も豊富なはず…なのだが、
生産中止となった今でも人気なのですぐに売れてしまう。
出物があるまでリサーチ。
ユーザーはこぞって“良い!”と口を揃える。
僕も借りて使ったことはあったが、
AEも正確だし、ホールディングもスタイルもいいし、
ファインダーはクリアで明るいし、全くもって不満はなかった。
ますます欲しい!

何度かは中古に遭遇した。
でも使い込まれたボロボロのものか、新品同然の高いモノばかり。
手頃なものはニアミスが続く。
フォクトレンダーのベッサR4Aでもいいかと頭をかすめる。
でもシャッター音が好みじゃないんだよな。

欲しい欲しいが続く時に限ってなかなか巡り会わないもの。
欲しい気持ちが薄れかけた頃に突然現れる。
別の目的で向かった地元静岡の馴染みの中古カメラ店で、
あれっ?
鎮座していらっしゃるではないか!?
まだ値札もついていない状態で、元箱等一式とともに!
見ると使ってはあるがきれいな状態で、
前のオーナーが大事にしていたのがわかる。傷は全くない。
値札がないので値段を尋ねる。
カメラの程度を考えれば妥当な額だが予算をオーバー。
ここまできれいでなくてもいい僕は、
普段の『即決』がこの時は珍しく迷った。
相手は一期一会の中古品。
悩み悩んで一週間。
使い込む約束で値段を下げてくれた。

購入の際に、これまでで一番悩んで手に入れたヘキサーRF。
今では28mmに限らず、ライカM型マウントのエースに。
いつでも持ち出せるよう、必ず一番近いところにおいてある。

萩原和幸
1969年、静岡県出身。
日々、中古カメラ店を巡りながら、
独自の目線でカメラやレンズ、アクセサリーをチェック。
お買い得品を探すのが好き。
仕事以外の撮影はフィルムカメラで行なうことがほとんど。
露出計も持たず、マニュアルで気ままに撮るのが撮影スタイル。
日本写真家協会(JPS)会員。
オフィシャルサイト:http://www.ikkyow.com/

_MG_2119
カメラ名称:コニカヘキサーRF
カテゴリー:レンジファインダー機
画面サイズ:24×36mm
シャッタースピード:(オート)16~1/4000秒
(マニュアル)B、1~1/4000秒
大きさ・重量:W139.5×H80.0×D35.0mm・560g
中古相場:40,000円~90,000円
※リミテッドエディションを除く