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	<title>カメラ・ライフ Web Site &#187; 上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」</title>
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	<description>カメラは毎日を楽しくハッピーにする</description>
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			<item>
		<title>第9話「ベタ焼き体験のすすめ」</title>
		<link>http://cameralife.jp/cl-column/1947</link>
		<comments>http://cameralife.jp/cl-column/1947#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 03 Jun 2010 05:47:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>CL編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[CL Column]]></category>
		<category><![CDATA[上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」]]></category>

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		<description><![CDATA[上野 隆さんによる大好評コラム<br/>
「やっぱりフィルムが好き！」の連載第9話。<br/>今回のテーマは「ベタ焼き体験のすすめ」です。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="forcolumn">
<div class="imagebox">
<img src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2010/06/09.jpg" alt="" title="" width="300" height="223" class="alignleft size-full wp-image-1949" /><br />
ベタ焼きの中でも6×6のベタ焼きが一番好きだ。<br />
十分鑑賞に堪える大きさなので、そのままアル<br />
バムに貼ってもお洒落だと思う。
</div>
<div class="columnbox">
前回、カラーネガはプリントして初めて発色するので、<br />
ミニラボの同時プリントで自動補正をかけてしまうと<br />
フィルムの個性や撮影者の意図が薄まるという話をしました。<br />
今回はその対策として最も確実な方法である「ベタ焼き」について<br />
お話ししましょう。</p>
<p>ベタ焼きとは通常六切～四切の印画紙にネガを密着焼きしたもので、<br />
モノクロフィルムを愛用している人には今でも当たり前の方法です。<br />
ただ、現在カラーネガでこの仕上げを頼んでいるのはプロ写真家と<br />
一部のハイアマチュアくらいではないでしょうか？<br />
その最大の理由は価格が高いことと納期が長いことでしょう。<br />
それでもカラーネガを使うなら最善の仕上げ方だと<br />
個人的には思います。特にブローニーフィルムを<br />
使っている人には絶対おすすめです。</p>
<p>ベタ焼きは全てのコマを一度に焼き付けます。<br />
よって各コマの露出や色を補正したりはできません。<br />
その結果、プラス補正したコマは露出オーバーに、<br />
フィルターで色補正したコマはちゃんと<br />
補正された色で仕上がってきます。<br />
前回お話しした自動補正は機能しないわけです。<br />
使い方は、簡単に言えばライトボックスのいらない<br />
リバーサルフィルムみたいなものです。<br />
ベタ焼きで露出や色や構図を確認し、<br />
ルーペでピントをチェックしながら気に入ったコマだけを<br />
引き伸ばす。失敗作をプリントする必要がないので<br />
無駄な写真が増えないこともメリットですね。<br />
四切プリントファイルにベタ焼きとネガを重ねて入れておけば、<br />
焼き増しする際にも必要なネガがすぐに探せます。<br />
また、ベタ焼きをテストプリントとして活用することもできます。<br />
例えば、ベタ焼きの印画紙を本番で使う面種（マットやクリスタル等）と統一しておき、仕上がりイメージの参考にするとか、<br />
トリミング見本や色見本として使うなど･･･。<br />
35㎜だとさすがにちょっと分かりにくいですが、<br />
ブローニーなら十分実用になります。</p>
<p>ラボでベタ焼きを見ながらプリンターマンと<br />
仕上げについて議論している写真家を見ると<br />
「プロっぽくてカッコいいなぁ」と思うことがあります。<br />
でも、なぜかパソコンでフォトショップを操作している<br />
写真家を見ても同じ様にカッコいいとは思わないです。<br />
もちろんこれは個人的な感想ですけど。<br />
コダックが手焼き用印画紙の生産中止を発表するなど<br />
感光材を取り巻く環境はますます悪化しており、<br />
正直この先いつまでベタ焼きが注文できるのか分かりません。<br />
ただ、やっぱり私は便利さやコストを最優先してパソコンを相手にするより、<br />
面倒なベタ焼きと職人気質のプリンターマンを<br />
相手にしながらできるだけ長く<br />
「カッコいい写真愛好家」でいたいものだ、と思っています。</p>
<p><strong>上野　隆</strong><br />
全国の写真教室や撮影会の講師として活動中。<br />
写真撮影の技術ではなく、写真の楽しさをテーマにし<br />
た授業内容が大好評。写真展や写真関連イベントのプ<br />
ロデューサーとしても定評がある。<br />
フィルム写真のアナリストとして、新聞、雑誌、各種<br />
写真イベントへの登場多数。写真専門誌への寄稿多数。<br />
フォトマスター検定「エキスパート」取得。<br />
英国王立写真協会会員。<br />
上野 隆氏が主宰する写真教室は<span class="m_link2"><a href="http://www.fujifilm.co.jp/photoent/index.html">こちら。</a><span>
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>第8話「いろんなフィルムを味わってみる PRO400H編 その2」</title>
		<link>http://cameralife.jp/cl-column/1618</link>
		<comments>http://cameralife.jp/cl-column/1618#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 02 Mar 2010 01:29:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>CL編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[CL Column]]></category>
		<category><![CDATA[上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://cameralife.jp/?p=1618</guid>
		<description><![CDATA[上野 隆さんによる大好評コラム<br/>
「やっぱりフィルムが好き！」の連載第8話。<br/>今回のテーマは<br/>「いろんなフィルムを味わってみる PRO400H編<br />その2」です。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="forcolumn">
<div class="imagebox">
<img src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2010/03/ueno08.jpg" alt="" title="" width="300" height="300" class="alignleft size-full wp-image-1619" /><br />
本来強烈な光を感じさせるはずのハワイの日差しをPRO400Hの個性によって穏やかな光のように再現した。<br />
静かな雰囲気を出したかったからこそのフィルム選択だ。</p>
<p>カメラ：富士フイルム GF670 Professional<br />
レンズ：EBCフジノン80mmF3.5<br />
露出：絞り f11、シャッタースピード 1/350<br />
フィルム：PRO400H
</p></div>
<div class="columnbox">
前回カラーネガフィルムの設計は仕向け地によって異なることを<br />
お話しました。では、それぞれのフィルムが持つ個性は<br />
どう使ったら十分発揮できるでしょうか？</p>
<p>まずは撮影時の注意点。第一にフィルムの特長をよく理解し、<br />
被写体や撮影目的にあった的確なフィルム選択をすることです。<br />
例えば前回お話ししたPRO400Hで言えば、軟調でハイライトに<br />
シアン味が乗るわけですから「紅葉を鮮やかにくっきり撮りたい」<br />
という用途にはミスマッチですよね？ でも、同じ紅葉撮影でも<br />
「朝の透明感のある光で、しっとりと表現したい･･･」という時に<br />
使うなら最適かもしれません。<br />
第二に適正露出で焼きやすい「いいネガ」を作ることを心掛けるのが大切でしょう。いくらラチチュードが広いプロネガといえども、<br />
撮影時に露出を大幅にずらしてしまっては、さすがに階調を失って<br />
しまう部分も出てきますから。<br />
余談ですが、ここ数年雑誌や写真展で見かけるカラーネガの写真は、<br />
ますますハイキーで青味がかったものが多くなっていますね。<br />
登場当初こそ新鮮でしたが、ここまで増殖するともう<br />
「お腹いっぱい」という気がします。<br />
「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」ですね（笑）。</p>
<p>さて、続いてプリント時のポイントについてもお話ししましょう。<br />
現像だけで発色まで行われるリバーサルと違い、<br />
ネガカラーはプリントして初めて色が出るわけですから、<br />
感材の特長を生かすも殺すもプリント次第とも言えます。<br />
最大のポイントはプリント注文時に<br />
自動補正をできるだけしないようお願いすることです。<br />
最近のデジタルミニラボには自動補正機能が備わっていて、<br />
露出やカラーバランスを自動的に<br />
「最適化」してしまう場合があります。<br />
この「最適化」が実は曲者で、普段は失敗を救ってくれる非常に<br />
ありがたい機能なのですが、<br />
あえて個性を出そうとして選んだフィルムの場合は、<br />
せっかくの個性が薄まってしまうこともあるのです。<br />
当初輸出用フィルムが写真専門店だけで販売されていたのは、<br />
実はこれが理由だったのでは？ と思っています。<br />
フィルムを売る人とプリントを焼く人が同じ、<br />
もしくはとても近くにいる「写真屋さん」なら、<br />
写真家は自分の意図を焼き手に正確に伝えやすいですし、<br />
お店も正しい知識と技術さえ持っていれば、<br />
フィルムの持つ個性を上手に引き出したプリントが<br />
提供できるはずですから。</p>
<p>最後に、もっと上級者向けコースとして「現像＋ベタ焼き」という<br />
やり方にも触れておきたいのですが、<br />
それはまた次回以降にしましょう。<br />
<br />
<strong>上野　隆</strong><br />
全国の写真教室や撮影会の講師として活動中。<br />
写真撮影の技術ではなく、写真の楽しさをテーマにし<br />
た授業内容が大好評。写真展や写真関連イベントのプ<br />
ロデューサーとしても定評がある。<br />
フィルム写真のアナリストとして、新聞、雑誌、各種<br />
写真イベントへの登場多数。写真専門誌への寄稿多数。<br />
フォトマスター検定「エキスパート」取得。<br />
英国王立写真協会会員。<br />
上野 隆氏が主宰する写真教室は<span class="m_link2"><a href="http://www.fujifilm.co.jp/photoent/index.html">こちら。</a><span>
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>第7話「いろんなフィルムを味わってみる PRO400H編 その１」</title>
		<link>http://cameralife.jp/cl-column/1500</link>
		<comments>http://cameralife.jp/cl-column/1500#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 25 Dec 2009 04:02:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>CL編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[CL Column]]></category>
		<category><![CDATA[上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://cameralife.jp/?p=1500</guid>
		<description><![CDATA[上野 隆さんによる大好評コラム<br/>
「やっぱりフィルムが好き！」の連載第7話。<br/>今回のテーマは<br/>「いろんなフィルムを味わってみる PRO400H編<br />その１」です。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="forcolumn">
<div class="imagebox">
<img src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/12/vol71.jpg" alt="" title="" width="300" height="453" class="alignleft size-full wp-image-1507" /><br />
国内向けPRO400と違い、けっして万能フィルムではないPRO400H。それでもこの軟らかな階調再現性は、デジタル画像に慣れた目にとても新鮮な映像を提供してくれる。</p>
<p>カメラ：富士フイルム クラッセＳ<br />
レンズ：スーパーEBCフジノン38mmF2.8<br />
露出：絞りf8、シャッタースピード オート<br />
フィルム：PRO400H
</p></div>
<div class="columnbox">
最近フィルムユーザーの間で話題になっていることの1つに、<br />
変り種のカラーネガフィルムの存在があります。<br />
CL本誌でも紹介されたので、もう皆さんよくご存知だと思いますが、<br />
富士フイルムの輸出用フィルムです。</p>
<p>工業製品には、とかく国内用と輸出用があります。<br />
例えば、車や家電製品なんかがいい例ですね。<br />
国産車は当然右ハンドルなので、英国系の国を除けば、<br />
輸出用はほとんど左ハンドル化しなければなりませんし、<br />
それぞれの国の交通事情に合わせてエアコンの容量や排ガスの濃度、<br />
各種安全装備の追加などの対策をする必要があります。<br />
家電製品も各国の電圧、コンセント形状に対応させるのはもちろん<br />
のこと、TVなどは各国向けに色の調整を済ませてから<br />
出荷しているという話を聞いたことがあります。<br />
こうした製品の仕向け地別対応は、<br />
その商品を他国で販売する上でとても重要なポイントとなります。</p>
<p>フィルムも全く同じです。例えばPRO400。輸出用はPRO400Hですが、<br />
いずれもブライダルスナップカメラマンの定番フィルムです。<br />
よって、想定される被写体はウェディングドレスを着た花嫁<br />
ということになりますね。<br />
ここでのポイントは、第一に肌の再現性です。<br />
当然、日本人の好きな肌色と欧米人の好きな肌色は<br />
全く異なりますから、まずはカラーバランスを調整すること<br />
になります。しかもハイライト、シャドーそれぞれ別々に。<br />
具体的には、PRO400HはハイライトでC（シアン）が強く、<br />
シャドー部はR（レッド）が強く出ます。<br />
一方、国内向けPRO400はハイライトがM（マゼンタ）で<br />
シャドーがG（グリーン）。全然違いますよね？<br />
次に階調再現。ただでさえ軟調のPRO400をさらに軟らかくしたのが<br />
PRO400Hです。かなりのオーバー露光でもハイライトが飛ばず、<br />
階調を残してくれます。<br />
比較的硬調高彩度のフィルムが多い同社製フィルムの中で、<br />
この軟らかさは貴重です。<br />
これらカラーバランスと階調再現の違いが2つのPRO400の個性を<br />
分けていると言っても過言ではありません。</p>
<p>また、現像適性の違いもあります。<br />
カラーネガの現像液は海外がC-41、国内がCN-16です。<br />
もちろん互換性はありますが、物理的にモノは異なります。<br />
これも、同じハイオクガソリンでも仕向け地によって<br />
成分が微妙に異なるのと似ていますね。<br />
結局使われるのは海外なわけですから、輸出用フィルムは<br />
国産とはいえ海外の現像環境で処理されることを<br />
想定して設計されています。<br />
他にも違いはまだまだありますが、キリがないのでこの辺で･･･。<br />
でも、フィルムって奥が深いと思いませんか？</p>
<p>次回はそんな海外向けフィルムの使い方についてお話しましょう。<br />
<br />
<strong>上野　隆</strong><br />
全国の写真教室や撮影会の講師として活動中。<br />
写真撮影の技術ではなく、写真の楽しさをテーマにし<br />
た授業内容が大好評。写真展や写真関連イベントのプ<br />
ロデューサーとしても定評がある。<br />
フィルム写真のアナリストとして、新聞、雑誌、各種<br />
写真イベントへの登場多数。写真専門誌への寄稿多数。<br />
フォトマスター検定「エキスパート」取得。<br />
英国王立写真協会会員。<br />
上野 隆氏が主宰する写真教室は<span class="m_link2"><a href="http://www.fujifilm.co.jp/photoent/index.html">こちら。</a><span>
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>第6話「今こそカラーネガで撮る その3」</title>
		<link>http://cameralife.jp/cl-column/1326</link>
		<comments>http://cameralife.jp/cl-column/1326#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 01 Dec 2009 07:42:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>CL編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[CL Column]]></category>
		<category><![CDATA[上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」]]></category>

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		<description><![CDATA[上野 隆さんによる大好評コラム<br/>
「やっぱりフィルムが好き！」の連載第6話。<br/>今回のテーマは<br/>「今こそカラーネガで撮る その3」です。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="forcolumn">
<div class="imagebox">
<a href="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/12/ueno071.jpg" rel="thumbnail" rel="lightbox[1326]"><img src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/12/ueno071.jpg" alt="" title="" width="300" height="311" class="alignleft size-full wp-image-1335" /></a><br />
雲の白、砂の白、スカートの白･･･、その違いと質感を<br />
プロネガは見事に再現してくれる。それをお気に入りの<br />
ディープマットペーパーでプリントした。画面でこの仕<br />
上がりを伝えられないのが本当に残念。</p>
<p>カメラ：ローライフレックス2.8F<br />
レンズ：カール・ツァイス プラナー80mmF2.8<br />
撮影データ：f5.6　1/250<br />
フィルム：フジカラー・プロ400<br />
プリント：写真弘社</p>
</div>
<div class="columnbox">
フィルムで撮っている写真家達の言うネガフィルムの良さとは？<br />
誤解を恐れずにいえば「カメラマンではなく写真家でいられること」<br />
なのではないかと私は思います。</p>
<p>個人的には、フィルムにしろデジタルにしろ、<br />
写真はプリントして初めて「写真」になると思っています。<br />
ネガのまま、データのままというのであれば、<br />
それはまだ「写真」にはなっていない未完成品･･･。<br />
そして、写真家とは「写真」を撮る人のことをいうのであって、<br />
後処理前提の「画像」を撮影する人ではないはずです。<br />
そこにこだわっているからこそ、一部の写真家は<br />
プリント適性に優れるネガフィルムを使い、<br />
技術とセンスをフルに使って写真を撮り、自分自身で、<br />
もしくはラボと協働で唯一無二のプリントを仕上げ、<br />
「作品」として発表しているのではないでしょうか？</p>
<p>写真家が責任を持って撮影からプリントまでを監修する･･･<br />
これこそが単なる「カメラマン」ではなく「写真家」として<br />
存在する意味があることだと私は思います。<br />
そして、これはプロもアマも関係なく<br />
全ての「写真家」にあてはまりますし、<br />
デジタルカメラを使っている人にも同じことが言えるでしょう。</p>
<p>最後に、私自身が一番ネガフィルムを<br />
使いたいと思っている理由をお話しします。<br />
それは、ネガフィルムの撮影から完成までのプロセスには、<br />
心を揺さぶる様々な要素がたくさん詰まっている気がするからです。</p>
<p>写真が出来上がってくるまでの期待と不安。<br />
プリントの仕上がりを初めて見た時の歓喜と落胆。<br />
焼き増しした写真を人に直接あげた時に見られる表情や感情。<br />
手作りアルバムを開いた時に一気に蘇る過ぎ去った時間と光景。<br />
どれも最近味わえなくなっている<br />
写真本来の楽しさではないでしょうか？</p>
<p>今こそカラーネガフィルム。<br />
「もう何年も使ったことないなぁ」と思っている人がいたら、<br />
一度騙されたと思って試してみてください。<br />
もしかしたら、新たな気持ちでまた写真と向き合えるように<br />
なるかもしれません。<br />
<br />
<strong>上野　隆</strong><br />
全国の写真教室や撮影会の講師として活動中。<br />
写真撮影の技術ではなく、写真の楽しさをテーマにし<br />
た授業内容が大好評。写真展や写真関連イベントのプ<br />
ロデューサーとしても定評がある。<br />
フィルム写真のアナリストとして、新聞、雑誌、各種<br />
写真イベントへの登場多数。写真専門誌への寄稿多数。<br />
フォトマスター検定「エキスパート」取得。<br />
英国王立写真協会会員。<br />
上野 隆氏が主宰する写真教室は<span class="m_link2"><a href="http://www.fujifilm.co.jp/photoent/index.html">こちら。</a><span>
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>第5話「今こそカラーネガで撮る その2」</title>
		<link>http://cameralife.jp/cl-column/1226</link>
		<comments>http://cameralife.jp/cl-column/1226#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 05 Nov 2009 11:30:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>CL編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[CL Column]]></category>
		<category><![CDATA[上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://cameralife.jp/?p=1226</guid>
		<description><![CDATA[上野 隆さんによる大好評コラム<br/>
「やっぱりフィルムが好き！」の連載第5話。<br/>今回のテーマは<br/>「今こそカラーネガで撮る その2」です。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="forcolumn">
<div class="imagebox">
<img src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/10/photo_05.jpg" alt="photo_05" title="" width="300" height="246" class="alignleft size-full wp-image-1233" /><br />
日向と日陰、白い砂浜と青い空、そして人物･･･。<br />
明暗差があるこんなシーンでも、ネガフィルムなら<br />
安心して撮影できる。やり直しのきかないフィルム<br />
撮影で、この安心感はとてもありがたい。</p>
<p>カメラ：FUJIFILM GF670 Professional<br />
レンズ：EBCフジノン80mmF3.5<br />
撮影データ：f11、シャッタースピード＝オート<br />
フィルム：フジカラー・プロ400
</p></div>
<div class="columnbox">
前回お話しした、第一線で活躍するプロ写真家達の言う<br />
カラーネガにこそある｢フィルムの良さ｣とは何でしょう？</p>
<p>当たり前ですが、まずは映像を作り出すツールとしての性能が<br />
非常に優れているから、ということが言えると思います。<br />
具体的には、絶対的な階調再現領域の広さ、豊かな色再現性、<br />
良好なミックス光適性、プリント時の幅広い補正対応力など･･･。</p>
<p>R・G・B各色を水平に分散して受け取る<br />
一般的なデジタルカメラの撮像素子と違い、<br />
感色層を垂直に重ね、理論上一点で（デジタルで言えば1画素上で）<br />
全ての色を再現できるフィルムは、<br />
連続した色再現、階調再現に優れ、それが立体感、質感となって<br />
観る人に伝わります。そして、その性能は<br />
リバーサルフィルムより、ネガフィルムの方が優れています。<br />
また、フィルムのフォーマットが大きければ大きいほど、<br />
その性能はさらに向上します。<br />
中判や大判サイズのネガフィルムにこだわっている<br />
写真家が多いのは、そういう画質に魅力があるから<br />
といっても良いでしょう。</p>
<p>でも、どうやら技術的優位だけで<br />
ネガフィルムを使っているわけではないようです。<br />
ある時、知人の写真家がこう言っていました。<br />
「確かにフィルムで撮影しても、<br />
印刷物になる段階で最終的にはデジタル化されてしまう。<br />
でも僕らはネガを直接スキャンさせることはほとんどない。<br />
一度印画紙に焼くことで、自分の意図や個性をもう一度写真に<br />
反映させることができ、それを印画紙の質感ごとスキャンさせる。<br />
プリントには手間がかかるから、スキャン後に画像処理すればいい<br />
という人がいるが、それとは全く意味が違う。<br />
言ってみれば、画像ではなく写真が印刷物になるんだ。｣<br />
私はこの話を聞いて、彼らの言うネガフィルムが持つ<br />
フィルムの良さが少し分かったような気がしました。<br />
この続きは次回で･･･。<br />
<br />
<strong>上野　隆</strong><br />
全国の写真教室や撮影会の講師として活動中。<br />
写真撮影の技術ではなく、写真の楽しさをテーマにし<br />
た授業内容が大好評。写真展や写真関連イベントのプ<br />
ロデューサーとしても定評がある。<br />
フィルム写真のアナリストとして、新聞、雑誌、各種<br />
写真イベントへの登場多数。写真専門誌への寄稿多数。<br />
フォトマスター検定「エキスパート」取得。<br />
英国王立写真協会会員。<br />
上野 隆氏が主宰する写真教室は<span class="m_link2"><a href="http://www.fujifilm.co.jp/photoent/index.html">こちら。</a><span>
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>第4話 「今こそカラーネガで撮る その1」</title>
		<link>http://cameralife.jp/cl-column/1159</link>
		<comments>http://cameralife.jp/cl-column/1159#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 16 Oct 2009 04:28:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>CL編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[CL Column]]></category>
		<category><![CDATA[上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://cameralife.jp/?p=1159</guid>
		<description><![CDATA[上野 隆さんによる大好評コラム<br/>
「やっぱりフィルムが好き！」の連載第4話。<br/>今回のテーマは<br/>「今こそカラーネガで撮る その1」です。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="forcolumn">
<div class="imagebox">
<img src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/10/photo_042.jpg" alt="photo_04" title="photo_04" width="300" height="299" class="alignleft size-full wp-image-1235" /></a<br />
カラーネガフィルムの実力はブローニーフィルムでより<br />
発揮されると思う。特にプロ用ネガの豊かな階調再現性<br />
と質感描写は本当に素晴らしい。</p>
<p>カメラ：ローライフレックス2.8F<br />
レンズ：プラナー80mmF2.8<br />
撮影データ：f4　1/125<br />
フィルム：フジカラープロ400
</p></div>
<div class="columnbox">
今回からはフィルムの話を少々･･･。<br />
ベテランの写真愛好家の方に好きなフィルム名を聞くと、<br />
かなりの確率でリバーサルフィルムの名前が挙がります。<br />
それも、高彩度でハイコントランストなタイプが多いですね。<br />
これは花や自然風景といったいわゆる｢ネイチャー写真｣が<br />
日本では人気だということと関係していると思います。</p>
<p>一方で、現在でもフィルムを使っているプロ写真家には、<br />
実はカラーネガを使う人が多いのです。<br />
特にファッションを中心としたコマーシャルフォトや<br />
自らのテーマを写真集にまとめようとする<br />
写真作家達の間でその傾向が顕著です。<br />
何人かの人に理由を聞いたところ、<br />
総じて｢カラーネガにこそフィルムの良さが最も多く詰まっているから｣<br />
とのことでした。</p>
<p>7～8年ほど前まではプロが使うフィルムといえば<br />
リバーサルが圧倒的。<br />
しかし、デジタルカメラの性能が上がるにつれてリバーサルの<br />
使用量は急激に減りました。理由はいくつかありますが、<br />
最も大きいのはコストとスピードアップでしょう。<br />
プロの撮る写真は印刷媒体に使用することが非常に多いです。<br />
印刷の世界は写真フィルムより一足早くデジタル化していましたから、<br />
フィルムで撮られた写真はスキャナでデジタル化する必要が<br />
ありました。だからこそスキャナ適性に優れるリバーサルが<br />
使われていたということもいえます。<br />
ところが、デジタルカメラで｢直撮｣すればその手間は省けます。<br />
現像の必要がないため撮った写真をすぐに入稿することもできます。<br />
結果、大きなコストダウンとスピードアップが達成できるのです。<br />
プロ分野のデジタル化はいわば時代の必然だったといえます。</p>
<p>では、なぜ一部の写真家はリバーサルから<br />
ネガにシフトしたのでしょう？<br />
ネガは現像だけでなくプリントという手間も増えてしまいます。<br />
工程の短縮どころか、<br />
余計な作業を一つ増やしてしまっています。<br />
でも、彼らにはそうまでしてネガを使いたい理由があるのです。<br />
それが冒頭でお話しした｢フィルムの良さが詰まっているから｣。<br />
では、その｢フィルムの良さ｣って何なのでしょうか？<br />
このお話は次回で･･･。<br />
<br />
<strong>上野　隆</strong><br />
全国の写真教室や撮影会の講師として活動中。<br />
写真撮影の技術ではなく、写真の楽しさをテーマにし<br />
た授業内容が大好評。写真展や写真関連イベントのプ<br />
ロデューサーとしても定評がある。<br />
フィルム写真のアナリストとして、新聞、雑誌、各種<br />
写真イベントへの登場多数。写真専門誌への寄稿多数。<br />
フォトマスター検定「エキスパート」取得。<br />
英国王立写真協会会員。<br />
上野 隆氏が主宰する写真教室は<span class="m_link2"><a href="http://www.fujifilm.co.jp/photoent/index.html">こちら。</a><span>
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>第3話 「フィルムカメラを改めて買う　その2」</title>
		<link>http://cameralife.jp/cl-column/981</link>
		<comments>http://cameralife.jp/cl-column/981#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 17 Sep 2009 11:34:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>CL編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[CL Column]]></category>
		<category><![CDATA[上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://cameralife.jp/?p=981</guid>
		<description><![CDATA[上野 隆さんによる大好評コラム
「やっぱりフィルムが好き！」の連載第3話。
今回のテーマは「フィルムカメラを改めて買う その2」です。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="forcolumn">
<div class="imagebox">
<a href="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/09/photo031.jpg" rel="thumbnail" rel="lightbox[981]"><img class="alignleft size-full wp-image-989" src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/09/photo031.jpg" alt="" width="300" height="202" /></a><br />
この夫婦がきっと長年連れ添ったように、<br />
一緒に世界中を旅することができるカメラ<br />
と出会いたいものだ。<br />
カメラ：ライカMP<br />
レンズ：ズミクロン50mm<br />
撮影データ：f8　1/60<br />
フィルム：フジクロームプロビア100F<br />
<br />
<a href="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/09/photo03_21.jpg" rel="thumbnail" rel="lightbox[981]"><img class="alignleft size-full wp-image-999" src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/09/photo03_21.jpg" alt="" width="200" height="150" /></a><br />
新品と中古、どちらもあるからこそ<br />
カメラ選びは楽しいはず。</div>
<div class="columnbox">
前回は「今、中古カメラがお買い得」という話をしました。<br />
フィルムカメラ好きには最高の時代だと･･･<br />
でも、本当に喜んでばかりはいられないのです。<br />
なぜなら中古が安いため、メーカーは新製品を発売できないのです。<br />
<br />
一部のカメラメーカーには新しいフィルムカメラを<br />
発売したいという希望はまだあるのです。<br />
でも、以前よりも売れる台数は大幅に少ないため<br />
必然的に少量生産となり、1台あたりの価格は<br />
どうしても高くなりがち。<br />
例えば中級クラスのフィルム一眼でも<br />
定価10万円前後にはなるでしょう。<br />
となると、世のカメラ好き達は口を揃えてこう言うと思いませんか？<br />
「あの新品に10万円払うくらいなら、中古のF3の美品を7万円で<br />
買った方が絶対いいよ。カメラとしての完成度だって段違いだし･･･」<br />
これが、メーカーに新製品開発をためらわせる<br />
原因の一つになっています。<br />
カメラ好き自身が新製品発売を阻害していたとは皮肉な話ですけど。<br />
でも、新品のカメラを買うということは、<br />
金額的損得や製品の格差以外に様々な意味を<br />
見出すことができると思うのです。<br />
<br />
ある自動車評論家の方がこんなことを言っていました。<br />
「中古車を何台買ったって、メーカーはその人のことを<br />
自分達の客だとは思わない。なぜならその人は<br />
メーカーには1円も払っていないのだから」。<br />
この記事を読んだ時、私は「これはカメラの世界でも全く同じだ！」<br />
と思いました。例えばライカ。今、中古のM3を何台買っても、<br />
そのお金はライカ社には1円も入りません。<br />
だから中古のライカを買ったとしても<br />
「ライカユーザー」にはなれますが、<br />
「ライカのカスタマー」にはなれません。<br />
その事実に気づいた時、私はちょっと考え込みました。<br />
私はライカ社を尊敬していたし、何よりライカという道具が好きです。<br />
だからこそ、自分もライカ社からカスタマーとして<br />
認めてもらいたい･･･。<br />
いつしかそんなふうに思うようになりました。<br />
<br />
「よし！ 新品を買おう！ こんな時代にフィルム用M型ライカを2機種も製造しているライカ社に感謝の意味を込めて･･･」。<br />
また、その頃ちょうど子供が生まれたこともあり、<br />
「子供の生まれ年のライカを買ってずっと大切に使おう。<br />
そして将来この子が写真を撮りたいと言い出したら、<br />
このライカを渡そう･･･」。そう考えるようになったのです。<br />
結局、当時所有していた中古を数台手放し、<br />
なんとか新品のライカMPを購入しました。私事で恐縮ですが、<br />
例えばこんな新品カメラの購入理由だってあるのです。<br />
もちろん、皆さんにも同じように考えてくださいと<br />
言うつもりは毛頭ありません。<br />
カスタマーになることに何のメリットも感じないという人は、<br />
自信を持ってこれからも中古カメラ道を突き進めばいいと思います。<br />
ただ、自分の好きな製品、企業、ブランドを応援したいなら、<br />
新品を買うことが一番の方法であること。<br />
その企業や製品について語る資格があるのは、<br />
ユーザーではなくカスタマーであること。<br />
この2つはぜひ覚えておいて欲しいのです。<br />
<br />
<strong>上野　隆</strong><br />
全国の写真教室や撮影会の講師として活動中。<br />
写真撮影の技術ではなく、写真の楽しさをテーマにし<br />
た授業内容が大好評。写真展や写真関連イベントのプ<br />
ロデューサーとしても定評がある。<br />
フィルム写真のアナリストとして、新聞、雑誌、各種<br />
写真イベントへの登場多数。写真専門誌への寄稿多数。<br />
フォトマスター検定「エキスパート」取得。<br />
英国王立写真協会会員。<br />
上野 隆氏が主宰する写真教室は<span class="m_link2"><a href="http://www.fujifilm.co.jp/photoent/index.html">こちら。</a><span>
</div>
<p><br clear="all"></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>第2話 「フィルムカメラを改めて買う　その１」</title>
		<link>http://cameralife.jp/cl-column/888</link>
		<comments>http://cameralife.jp/cl-column/888#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 21 Aug 2009 02:03:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>CL編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[CL Column]]></category>
		<category><![CDATA[上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://cameralife.jp/?p=888</guid>
		<description><![CDATA[上野 隆さんによる大好評コラム
「やっぱりフィルムが好き！」の連載第2話。
今回のテーマは「フィルムカメラを改めて買う その1」です。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="forcolumn">
<div class="imagebox"><a href="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/08/photo_vol2.jpg" rel="thumbnail" rel="lightbox[888]"><img class="alignleft size-full wp-image-890" src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/08/photo_vol2.jpg" alt="" width="300" height="449" /></a></p>
<p>50年近く前のカメラでも、最新のレンズを付ければ<br />
第一線で活躍できるのがフィルム写真の魅力だ。</p>
<p>カメラ：ライカM3<br />
レンズ：ビオゴンT*21mmF2.8ZM<br />
撮影データ：f5.6　1/125<br />
フィルム：フジクロームアスティア100F</p></div>
<div class="columnbox">
フィルム写真を楽しむには、<br />
当たり前ですけどフィルムカメラが必要です。<br />
もし皆さんの中に<br />
「最近はデジタルしか撮らなくなったけど、<br />
もう一度フィルムで撮ってみようかな？｣<br />
と思っている方がいらっしゃるなら、<br />
心機一転という意味を込めて新しいカメラを買ってみることをおすすめします。<br />
きっと、初めて自分のカメラを手にした時のような<br />
ワクワク感が蘇ると思いますから。<br />
<br />
ところがご存知の通り、<br />
今では本当にフィルムカメラの種類が減ってしまいました。<br />
以前、私の写真教室の生徒さんで<br />
｢私のデジカメでもフィルムは使えますか？｣<br />
と真面目に聞いてきた人がいますが、<br />
残念ながらそんな素晴らしいカメラがあるはずもなく、<br />
今フィルムカメラを取り巻く環境は悪化の一途をたどっています。<br />
<br />
カメラといえばデジタルカメラを指す世の中になってからというもの、<br />
フィルムカメラを新たに開発、生産してくれるメーカーはトイカメラ<br />
を除けば国内に２～３社といったところでしょうか？<br />
一眼レフにいたっては、現行機種がプロ用の高級機か<br />
海外生産の低価格機のいずれかしかなく、<br />
選択の幅が極めて狭いと言わざるを得ません。<br />
これも時代の流れですから仕方ないのかもしれませんが･･･。<br />
<br />
しかし、フィルムカメラには長い歴史があり、<br />
過去数十年の膨大な資産が存在します。<br />
しかも、今でも十分現役で使える資産です。<br />
いわゆる中古カメラの世界です。<br />
今、フィルム写真愛好家を支えているカメラは中古カメラだといって<br />
も過言ではないでしょう。しかも、新しいデジタル一眼レフを買うた<br />
めにフィルムカメラを手放す人がたくさんいて、程度のいいカメラが<br />
驚くほど安く手に入る環境になっています。<br />
<br />
私なんてしょっちゅう<br />
「え？ あのカメラの美品がこんなに安いの!?」と驚いては<br />
「このカメラ、ちょっと見せてもらってもいいですか？」<br />
と店員さんを呼んでしまい、<br />
気付いたら財布からクレジットカードが･･･（笑）。<br />
これについては身に覚えのある方も多いのではないでしょうか？<br />
ライカやハッセルといった憧れの名機も確実に安くなりました。<br />
「先生、ついに僕もライカオーナーですよ！」<br />
と嬉しそうに私にそう言ってくる生徒さんもいます。<br />
そういう意味では私達フィルム写真好きにとって、今はとても喜ばし<br />
い時代だと言えるのかもしれません。<br />
ただ、実はこれがそんなに喜んでばかりはいられないのです。<br />
その辺の話はまた次回に･･･。<br />
<br />
<strong>上野　隆</strong><br />
全国の写真教室や撮影会の講師として活動中。<br />
写真撮影の技術ではなく、写真の楽しさをテーマにし<br />
た授業内容が大好評。写真展や写真関連イベントのプ<br />
ロデューサーとしても定評がある。<br />
フィルム写真のアナリストとして、新聞、雑誌、各種<br />
写真イベントへの登場多数。写真専門誌への寄稿多数。<br />
フォトマスター検定「エキスパート」取得。<br />
英国王立写真協会会員。<br />
上野 隆氏が主宰する写真教室は<span class="m_link2"><a href="http://www.fujifilm.co.jp/photoent/index.html">こちら。</a><span>
</div>
<p><br clear="all"></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>第1話 「今フィルムが使える幸せ」</title>
		<link>http://cameralife.jp/cl-column/797</link>
		<comments>http://cameralife.jp/cl-column/797#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 17 Jul 2009 03:09:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>CL編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[CL Column]]></category>
		<category><![CDATA[上野 隆の「やっぱりフィルムが好き」]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://cameralife.jp/?p=797</guid>
		<description><![CDATA[全国の写真教室で講師として活躍中の上野 隆さんによる「フィルム写真」を楽しむためのコラムがスタートしました！]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="forcolumn">
<div class="imagebox">
<img class="alignleft size-full wp-image-798" title="" src="http://cameralife.jp/wp/wp-content/uploads/2009/07/ueno_0010.jpg" alt="ueno_0010" width="300" height="451"/>
</div>
<div class="columnbox">
CL読者の皆様はじめまして！このたびフィルム写真、<br />
フィルムカメラの魅力について、コラムを書かせて<br />
いただくことになりましたウエノです。<br />
これからフィルム写真ならではの楽しさ、奥深さを皆さんに<br />
少しでもお伝えしていけたら・・・と思っていますので、<br />
どうぞよろしくお願いします。</p>
<p>さて、初回から何やら意味深なタイトルをつけてしまいましたが､<br />
これが私の偽らざる気持ちです。</p>
<p>皆さんはフィルムがあと何年くらい生産されると思いますか？<br />
５年？ １０年？ それとも今後もずっと作り続けられると思っていますか？<br />
さすがに５年後にフィルムがなくなったりはしないでしょう。<br />
それは私も確信できます｡でも１０年後となると正直分かりませんよ。<br />
このままの勢いでフィルムの使用量が減っていくと、<br />
いずれメーカーは生産設備を維持できなくなるし、<br />
現像所は現像設備の維持管理ができなくなるでしょう。</p>
<p>「メーカーには供給責任があるから､フィルムはなくならない」<br />
よく雑誌やネット上でそう発言する人がいます。<br />
確かにユーザーがいる限り､ある程度責任はあるでしょう。<br />
でも民間企業である以上､損をしてまで供給することはできませんよ。<br />
そうなると､どうなるか？<br />
フィルム１本２０００円､現像１本２０００円､Ｌプリント１枚３００円､<br />
例えば､そういう状況になっても不思議はありませんね。<br />
しかも残るのはせいぜい普及タイプのカラーネガ１種類だけ｡<br />
それでもちゃんと供給責任は果たしていることになりますから。</p>
<p>では､そんな状況でも「フィルムが残って良かった～」と<br />
心から思えるでしょうか？ 残念ながら私には思えません。<br />
ポジのドラマチックな色再現も好きだし、<br />
プロ用カラーネガの軟らかな階調再現も好き。<br />
モノクロの美しさにも触れていたい・・・<br />
そうやって､いろんなフィルムで､お気に入りのカメラとレンズを使って､<br />
いろんな被写体を気軽に撮影できる・・・<br />
それが「フィルムが残った」ということだと思うのです。</p>
<p>フィルムを残すための唯一の手段､それは私達写真好きが<br />
フィルムを使うことです｡フィルムで作品作りを楽しむことです｡<br /></br><br />
<strong>上野　隆</strong><br />
全国の写真教室や撮影会の講師として活動中。<br />
写真の技術ではなく、写真の楽しさを教えることを<br />
テーマにした授業内容が好評。<br />
写真展や写真関連イベントのプロデューサー<br />
としても定評がある。<br />
フィルム写真のアナリストとして、新聞、雑誌、<br />
各種写真イベントへの登場多数。写真専門誌への寄稿多数。<br />
フォトマスター検定「エキスパート」取得。<br />
英国王立写真協会会員。<br />
上野 隆氏が主宰する写真教室は<span class="m_link2"><a href="http://www.fujifilm.co.jp/photoent/index.html">こちら。</a><span>
</div>
</div>
<p><br clear="all"></p>
]]></content:encoded>
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